チラシは潜在顧客層にアプローチできるので、ネットとはまた異なるお客さんにアプローチすることができるメディアです。
ネットと組み合わせて上手に活用すると、集客に効果的なのでぜひ挑戦してみてくださいね。
ということで今回は、美容室がチラシで集客する方法をお伝えしたいと思います。チラシを使った集客を考えている美容室の方はぜひ参考にしてみてください。
美容室がチラシで集客する方法
ターゲット顧客を1人に絞り込んだチラシをつくる
集客できるチラシをつくるために最も重要なことは、ターゲット顧客(集客を狙う客層)を1人に絞り込んだチラシをつくることです。
ターゲット顧客を決めなければ、ぼやけたメッセージになってしまい誰も反応してくれません。チラシをつくる際は、必ずターゲット顧客を決めてからつくり始めましょう。
また、複数の客層を同時に狙うようなメッセージには訴求力がないので、必ずターゲット顧客は1人に決めるようにしてくださいね。
美容室の場合は、以下のように悩んでいる人がターゲットとして最適です。
- 髪のハリ・コシに悩んでいる人
- 髪の痛み・ダメージに悩んでいる人
- クセ毛に悩んでいる人
- 顔の形・大きさ・エラなどに悩んでいる人
- 白髪に悩んでいる人
悩んでいる人をターゲット顧客に設定して、悩みを解決できるサービスを提案するようにプロモーションしましょう。
キャッチコピーで引き込む
チラシは受動的なメディアなので、最初の一瞬で引き込まなければ見られることはありません。集客するためには最初の一瞬で引き込めるか否かが勝負になると考えてください。
一瞬で引き込むためには、魅力的なキャッチコピーをつくることが重要です。
例えば、髪のハリ・コシがなくて悩んでいる人をターゲットにチラシをつくるなら、
「髪のハリ・コシが復活!マイナス5歳若返るヘアケア対策」
とかキャッチコピーが書いてあったらチョット気になって、その先のメッセージも読んでくれそうじゃないですか?
こんな感じでキャッチコピーは引き込むことを意識してつくってくださいね。気になるキャッチコピーをつくることができると、反応率を大きく跳ね上げることができます。
利用する価値(ベネフィット)を伝える
キャッチコピーでターゲット顧客を引き込んだら、あなたの美容室を利用する価値(ベネフィット)を伝えましょう。
選んでもらうためには、選ばれる理由=利用する価値が必要です。
利用する価値をわかりやすく伝えるのにビフォーアフターの写真はとても訴求力があるので、ぜひ掲載しておきましょう。
(写真はすぐに用意するのは難しかったりするので日頃から集めておきましょう。)
また、文章で利用する価値をわかりやすく書いておくことも大切です。箇条書きや、吹き出しなども上手に使って書いてみてくださいね。
お客さんの不安を払拭する
お客さんはチョット気になったとしても不安があるとなかかなか行動してくれません。そのため、チラシをつくる際は、不安を払拭することも意識しましょう。
不安を払拭するための要素としては、
- お店の雰囲気が伝わる写真を掲載する。
- スタッフの写真を掲載する
- お客さまの写真・インタビューを掲載する
- わかりやすい料金体系とする。
- よくある質問を掲載する。
などがあります。チラシの大きさによって掲載できる情報量が限られてしまいますが、不安を払拭するための要素はできるだけたくさん掲載しておくことが重要です。
不安を払拭することができると、反応率は大きく上がってきます。
ホームページに誘導する
お客さんの”失敗したくない気持ち”はとても大きな障壁です。そのため、ネット検索してから判断するお客さんはたくさんいます。
ホームページの有無で集客できる人数は大きく変わるので、チラシを配る際には必ずホームページを用意しておきましょう。
(ホームページの質によっても集客効果は大きく変わるので質も重要です。)
チラシで掲載できる情報量は多くありませんので、ホームページに誘導して不安の払拭に繋がるような情報をたくさん与えてあげることが重要です。
チラシはホームページに誘導するためのキッカケをつくるメディアと考えましょう。
チラシには、URLと一緒にわかりやすい検索キーワードを掲載しておくといいですね。
知らなきゃヤバイ!美容室が新規顧客の集客に失敗してしまう3つの理由 / 美容室ビズ
短期間で同じエリアに複数回配る
チラシを配る際は、あまりエリアを広げすぎず、まずは短期間で同じエリアに複数回(3回以上)配るのがオススメの方法です。
というのも、人が認知をするまでには、最低でも3回以上の広告接触が目安とされているからです。(1-2回見ただけでは記憶に残らないということです。)
なので、最初の3回である程度の効果を得られるのであれば、宅配ピザ屋さんのように一定の期間ごとに配り続けましょう。すると、さらに認知が広がり集客できる可能性が高いです。
まとめ
チラシは受動的なメディア(潜在顧客にアプローチするメディア)であるため、一瞬で引きつけることが集客のカギになります。
とにかく見てもらわなければ集客できないので、ターゲット顧客を1人に絞って、引きつけるキャッチコピー、ビジュアルを考えましょう。
また、チラシの集客効果は、ホームページの有無や質によっても変わるので、全体の導線を意識して最適化してくださいね。