独立したばかりでまだクライアントが少ない税理士さんや、これから独立を考えている税理士さんはホームページで集客したい方も多いのではないでしょうか。
ホームページはきちんとした内容のものをつくって運営していくと、高確率で集客できるツールになりますです。やらなきゃ損なので、ぜひホームページ集客に取り組んでみてくださいね。
ということで今回は、税理士がホームページで集客する方法・コツ(ホームページをつくる前に知っておきたいこと)をお伝えしたいと思います。
ホームページ制作・作成を検討されていたり、集客に困っている税理士さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 業務特化型ホームページをつくる
ホームページで集客するために最も重要なことは、ターゲット顧客(狙う客層)をきちんと決めて、訴求(買い手の欲求に働きかけること)を最適化することです。
これをきちんとやらなければ、集客できるホームページにはなりません。
つまり税理士の場合は、業務に特化したホームページ(業務特化型ホームページ)をつくることが最も重要になります。
例えば、決算申告(確定申告)の期限が迫ってきて困っている方と、忙しくて経理にかける時間がない方や簿記の知識がないから記帳(経理)を代行してもらいたい方は、それぞれにニーズが異なります。
そのため、ひとつのターゲット顧客としてとらえることはできません。ホームページで集客するためには、ニーズごとに顧客を分けて訴求を最適化する必要があります。
集客を目的にホームページをつくるなら、必ずターゲット顧客に対してピンポイントに訴求を最適化できる業務特化型ホームページをつくるようにしましょう。
税理士の業務特化型ホームページの例
- 決算申告・確定申告 代行
- 経理・記帳代行
- 創業融資サポート
- 会社設立・法人設立 代行
- 相続税対策・生前対策・生前贈与
- 相続税 申告代行
- 遺言書作成サポート
- 家族信託 組成サポート
- 遺産相続手続き代行
- 遺言執行 代行
業務特化型ホームページは専門性も演出できます
また、業務特化型ホームページには、専門性を演出できる大きなメリットもあります。
ちょっと想像してみてください。例えば飲食店を選ぶとして、いろんな料理を提供しているお店より、なにか特定の料理だけに絞った専門店のほうが美味しそうに感じませんか?
新鮮な魚が食べたい人からすると、肉も魚も食べられるお店より魚専門店のほうが、きっと美味しそうに感じると思います。
それは専門店のほうが、よりプロフェッショナルであり、仕入れやオペレーションなども効率化されていてお得なのではと感じるからです。
(専門店のほうが技術力が高くて、大量仕入れができたり、独自の仕入れルートを持っていたりすることを、ほとんどの消費者は経験的に知っているからです。)
つまり、お客さんはサービスを選ぶとき、できるなら専門店(お得で失敗のないお店)から買いたいと思っているということです。
そしてこの心理は税理士を選ぶときも同じであることを理解してくださいね。
業務特化型ホームページは、いろんな人々に幅広く会社を紹介するホームページ(コーポレートサイト)と比べて、専門店のように訴求することができます。
そのため、結果的に訴求力(買い手の欲求に働きかける力)の強いホームページをつくることができるのです。
特定の業務に特化したらお客さんが減るのでは?
これはよくいただく質問なのですが、業務特化型のホームページにするからといって、特定の業務だけに限定する必要はありません。
いうならば訴求力を高めるために、ホームページを特定の業務(ターゲット顧客)に最適化するだけですので、業務特化型ホームページを複数つくっていけばいいだけです。
実際、たくさんの集客に成功してる税理士さんは、複数の業務特化型ホームページをもってるケースが多いです。
イメージ的には、それぞれの業務に特化した専門店を多店舗展開する感じです。1つの業務だけにとらわれる必要はありませんのでご安心くださいませ。
基本的には獲得しやすい領域の業務から始めて、順番にいろんな業務を攻略していくのがオススメのやり方です。
2. アクセス誘導対策をする
残念ながらホームページはつくっただけでは、なかなか集客に繋がることはありません。ホームページで集客するには、必ずアクセス誘導対策をしましょう。
はっきりって、ホームページで集客できていない税理士さんのほとんどは、アクセス誘導対策をきちんとやっていません。だから集客できないのです。
ということで次に、代表的なアクセス誘導対策をお知らせいたしますね。
ブログを書く(コンテンツマーケティング)
税理士の集客にブログはとても効果的です。ホームページと同じドメインの中にWordpress(ワードプレス)でブログをつくって、見込み客にアプローチできる記事を書いていきましょう。
ブログで集めたアクセスをホームページに誘導していくと集客に繋げることができます。
そしてまた、ブログで価値あるコンテンツを追加してくとドメインの評価が高まっていくため、ホームページも検索エンジン(Google、Yahoo)で上位表示されるようになり直接的に集客できるようになります。
(Googleはドメイン単位で評価する傾向があるので、ホームページとブログを同じドメインの中に入れておくと、相乗効果を得ることができます。)
ブログは労力が必要で大変ではありますが、資金的な負担はほとんどありません。そしてきちんとポイントを抑えながら記事を書き溜めていくと膨大なアクセスを集めることができます。
ブログは最強の集客ツールといっても過言ではありません。ぜひ挑戦してみてくださいね。
(アメブロなどのフリーブログは、はっきりいって集客に不向きです。労力を無駄にしないためにもWordpressでつくるブログをホームページと同じドメインの中に入れることをオススメいたします。)
リスティング広告に出稿する
リスティング広告とは、検索エンジン(Google、Yahoo)で検索した際に、任意のキーワードで上位に表示させることができる広告です。
そして広告費はクリックされた際に発生する仕組みになっているため、もしも広告がクリックされなければ広告費は発生いたしません。そのため無駄のない広告といえます。
(1クリックごとに課金される仕組みです。クリック単価はキーワードによって異なります。)
しかし、成約率(コンバージョン率)が悪いと、損益分岐点を突破できないといったことになってしまうので、マーケティング戦略や運用方法が成否のカギを握ります。
税理士の場合、競合が多く競争環境が厳しいので、リスティング広告に出稿する際は、きちんと競合分析・戦略策定をしてから取り組むようにしましょう。
まとめ
税理士がホームページで集客するコツは、業務特化型ホームページをつくったうえで、アクセス誘導対策をきちんとやっていくことです。
これは当たり前といえる正攻法です。そしてきちんとやってくと高確率で成果を得ることができます。はっきりって、ホームページで集客するのに裏技はありません。
当たり前といえる正攻法に取り組むことこそが大事です。「正攻法 = 成功法」と理解していただくといいのかなと思います。
私たちは税理士の集客をお手伝いしております。ホームページの制作・作成から集客できるブログの書き方までサポートしておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ^^
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