前回の記事では、赤字・経営難の美容室がやってはいけないことをお伝えしました。
冷静になることが大切!赤字・経営難の美容室がやってはいけないこと / 美容室ビズ
ということで今回は、赤字・経営難の美容室が今すぐにやるべきことをお伝えした思います。
はっきりいって、ほとんどの美容室の経営者はマーケティングを正しく理解していません。だから逆にちゃんとやったら成果を上げやすいのが美容業界です。
潰れそうな美容室でも、やるべきことをやれば復活できる可能性が高いのです。
経営が厳しい美容室の経営者の方はぜひ参考にしてみてください。
赤字・経営難の美容室が今すぐにやるべきこと
1. 広告の費用対効果を計算して現状をチェックする
まずは現状チェックすることが重要なので、ホットペッパービューティーに掲載していてる美容室は、以下の記事を参考に費用対効果を計算してみてください。
美容室はどれくらい広告費にかけたらいいの?平均・割合・考え方は? / 美容室ビズ
顧客生涯価値(LTV)に対して、顧客獲得単価(CPA)は適切でしょうか?
目標CPAを大きく上回る場合は赤字なので、プランを落とすか掲載をやめることを検討しましょう。じゃないとドンドン苦しくなります。
ホットペッパービューティーの掲載プラン選びは以下を参考にしてみてくださいね。
美容室のホットペッパービューティー掲載プランどれがいいの?選び方は? / 美容室ビズ
また同時に掲載を最適化することもオススメします。
美容室がホットペッパービューティーで集客するコツ・攻略する方法 / 美容室ビズ
2. 集客を狙う客層(ターゲット顧客)を決める
広告の費用対効果をチェックしたら、次は集客を狙う客層(ターゲット顧客)を考えていきましょう。集客を成功させるためには客層を決めることがとても重要です。
お店のある場所の特性を考慮する必要がありますが、価格競争をせずにリピート客を増やしたいのであれば、
- 20代後半以上の女性
- メンズ・男性
- 髪に悩みをもっている人
をターゲットにすることをオススメします。
10代、20代前半の女性は、格安サロンに惹かれる年代なので、価格競争を避けるには狙うべき客層ではありません。
価値で選んでくれる人が増えてくる年代は20代の後半くらいからです。
男性は美容室を頻繁に変えることをしない傾向があるので、リピート客になってくれやすいお客さんです。獲得して増やしていくと経営を安定させることができます。
髪に悩みを抱えている人は、きちんと解決してあげると大変喜んでもらえるので、リピート客になってくれやすいお客さんです。また、遠方からもきてくれる傾向があるので、客数を増やすことにも繋げられます。
美容室の経営を安定化さるためには、価格競争をしないでよくて、リピートしてくれる客層を積極的に狙うようにしましょう。
3. プロモーションをする(広告する)
集客を狙う客層(ターゲット顧客)を決めたら、あとは決めた客層に向けてプロモーション(広告)していくだけです。進めていく順番は、
- 訴求するホームページをつくる
- リスティング広告に出稿する
- ホットペッパービューティーに掲載する(損益分岐点を突破できそうな場合のみ)
- WordPressブログを書く(ブログはホームページと同じドメインの中に設置する)
- SNS(Facebook、Twitter、Instagram)でプロモーションする
- チラシを配る(資金に余裕があれば)
です。ホームページはすべての広告の最終着地点になるので必ず最初につくってください。詳しくは以下の記事で説明しています。
知らなきゃヤバイ!美容室が新規顧客の集客に失敗してしまう3つの理由 / 美容室ビズ
ホームページ、リスティング広告、ブログ、SNSは大きなコストは掛からず、費用対効果がとてもよいので必ずやりましょう。
ホットペッパービューティーは損益分岐点を突破できそうな場合のみ利用して、チラシは資金に余裕があれば挑戦してみてくださいね。
どんなホームページをつくればいいのか?どんなブログを書けばいいのか?SNSはどう活用すればいいのか?については以下の記事で詳しく説明しています。
美容室がホットペッパービューティーをやめた方法【ホームページ集客】 / 美容室ビズ
プロが教える!美容室に集客できる効果的なホームページのつくり方 / 美容室ビズ
美容室・美容師がブログで集客する方法・よくある質問をまとめました / 美容室ビズ
だれでもできる!美容室がブログで集客するための具体的な書き方 / 美容室ビズ
どんなネタを書けば集客できるの?美容師がブログで集客する方法 / 美容室ビズ
美容室はSNSで集客できる?Facebook. Twitter. Instagramの活用方法 / 美容室ビズ
ホットペッパービューティーやめて大丈夫?
ホットペッパービューティーをやめても、やるべきことをやればガッツリ集客できます。
とはいえ、費用対効果のよい範囲で利用できるのであればやめる理由もないので、LTVと目標CPAを基準に判断しましょう。
いずれにせよ集客数を伸ばしていくためにも、リピートしてくれやすいお客さんを集客するためにも、ホットペッパービューティーとは別の集客経路をつくることが必要となります。
ホットペッパービューティーの掲載をやめたい美容室の方へ / 美容室ビズ
まとめ
マーケティングを理解している美容室の経営者は少ないので、マーケティングを考えてやるべきことを実行していけば成果を上げやすいのが美容業界です。
赤字・経営難で立て直しに奮闘されている経営者の方は、ぜひここに書いていることを、きちんと実行してみてください。高確率で集客に繋げられます。
私たちは美容室の集客をお手伝いしているので、もし気になったら無料相談もやっているのでお気軽にご連絡くださいね ^^